アドミッションポリシー

森研究室では、「化学物質から生命体を創成構築する研究」を行っています。生き物(細胞、マウス)を扱う等、その実験内容は医、工、薬学にまたがり、工学研究科においては極めてユニークな研究室と言えるでしょう。バイオテクノロジー技術を使い、生物の機能を探ります。例えば、生物の中に存在しその生命機能をコントロールするタンパク質を探り出します。そして、それをマークする化学物質を設計作製し、それが細胞内でどのように反応しているかを観察測定するだけでなく、さらにタンパク質の機能・役割を詳細に解明するというスタンスです。新規マーカーを作製するだけで1年間を費やす場合もあるので、一貫した仕事として研究を完成させるためにじっくり時間をかけて練り上げます。森研は4回生時のみならず修士課程もしくは博士課程を通し、最新の手技を用いて生物の神秘を探求し、自分自身のテーマに愛着を持ってやり遂げることの出来る“研究・開発のプロフェッショナル”への入り口です。

生物と化学の融合分野に興味がある

  • 生物(各種変異マウス、ヒト変異細胞、ニワトリ変異細胞、昆虫細胞等)を対象
  • 各種化学センサーの作製、合成化学物質の作製、バイオセンサーの構築

バイオ技術で環境問題に貢献したい

  • 希少金属の生物による海水からの回収

確かなバイオテクノロジーを身につけ新しい研究にチャレンジしたい

  • 電気生理学、イメージング技術、遺伝子細胞工学、動物を用いた病態モデル実験

国際レベルで研究したい

  • 英語論文読み(Nature等トップジャーナルを用いた英語指導)、海外の学会に参加し分野の研究者とのディスカッションと情報収集、海外共同研究室の訪問(過去に米国、カナダ、シンガポール等を訪問)

独自のテーマを困難に立ち向かい解決する力を養う

  • 一人ひとりが独自の分野を持つ

卒業後直ちに社会生活に順応できる力とリーダー力をつける

  • 企業との共同研究、研究会等の計画・運営、後輩の指導、研究室の運営にも参画

個性を育て、自分の意見を的確に表現する

  • 論文の輪読、データに関するディスカッション、プログレスレポート、学会・研究会での研究発表

コストパフォーマンス

  • 年間180日が休み・・・大学ってこんなもの?と感じている学生諸君。森研では各自のテーマは各々が計画し、実験を進めます。自分のペースで研究に没頭しても、先生方は懇切丁寧に付き合ってくれ、いつでも相談に乗ることができます。
    森研のドアはいつでも開いています。